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誰もいなくなるまで ここにいるよ

単独「だったり」の禁止

下議会の箱 2nd

↑絶賛募集中、お題箱より頂いたテーマで綴る回。

ついに、7回目。ありがとうございます!

どんどんいきましょう。

 

お名前 : 匿名様

 

文章を書いたり、話をしたりするときにこだわっていることってありますか。
独特の表現を持っている人って魅力的だけど、行き過ぎるとは?ってなるので難しいなと感じる今日この頃です。

 

あまり、と言うか全く、不特定な他人へ見せる文章を日頃から作ってるわけでもなく、経験も乏しいため、特段 こだわり や 意識した表現 等々はありません。喋る時も同様です。強いて言うなら、文字の配置や大きさ、色やフォントのような、レイアウト的な面ではわりと自分ルールが存在します。関係ないけど、A3用紙への自由なプレゼンシート作成みたいなことは意外と自信あります。(イラストは全然描けませんが)美味しそうな素材さえ揃っていれば、3割増しぐらいでもうちょい美味しそうに見せられるのでは、と自負しております。

 

このブログで言うなら、(素材の話は置いといて)見栄えが良くないから改行したりしなかったり、もうちょっと一文を長く、短くするために蛇足的な表現を加えたり省いたり、ひらがな漢字全角半角で空白を調整したり、みたいな。そんな地味な活動を行なっています。ブログ自体の大枠レイアウトはいじるつもりがないので、私が想像している通りに(特にPCから見た場合)連動しているかは分かりませんけど。気づきます?いや、いいんです。これに関しては完全に自己満足なので、自分が いいね と感じるのが一番。誰のためでもなく、気付いてもらうわけでもない自分だけのルール。

 

一方で、注意してることは結構あるかもしれません。こういう表現はやめとこう、みたいな。そのひとつは、その時の流行り言葉みたいなやつを安易に使わないこと。来年にはこの表現、絶対自分は使ってないだろうなぁみたいなやつ。「タピオカ」みたいな単語は構わないけど、表現的な意味で。あえて崩している風なことを汲み取れれば良いのですが、タイムライン最前線野郎みたいなやつは、きつい。これに関しては、他人の文を読む場合に意識しちゃいます。自分はこうなりたくないなぁって。たまにいるじゃないですか、真性トレンド人間。(書いたものの具体的な例は思いつきませんでした)

当然、それぞれに流行り廃りはあるんでしょうけど、出来る限り自分は同じ路線にいたくないなと思います。その結果、独特風行き過ぎスカし捻くれ表現野郎になる可能性も多々あるので、十分注意していきたいですね。

 

 

ちなみに以前知人から、私の口癖は「◯◯だったり」をよく使うことだ、と指摘されたことがあります。大人になって人から口癖を指摘されるのは恥ずかしいけど、めちゃくそ当てはまっていたのでぐうの音も出ませんでした。しかしそんなことでは簡単に挫けない永澤、それ以降「だったりを使う自分」をお気に入り、いろんな場面であえて使っていくようになりました。文字を書いてる際に「だったり」が不意に出てくると、心の中でクスクス笑っている気持ちの悪い人間になれました。この記事、もとい過去記事のあらゆるところに隠れ「だったり」がいるので、是非探してみて下さい。

唯一許せないのは、中学生時代の国語の授業で習った「だったり」ルールを未だに覚えていること。族に使われる「だったり」は何かを並列させる時に使う言葉で、基本的には2回以上重ねないといけないらしい。キリンだったり、ゾウだったり〜、と言う風に。単独「だったり」の禁止、そんな真偽も定かじゃない国語ルールさえも、いつのまにか私だけのこだわりになっていました。

 

 

 

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