透明度65%

誰もいなくなるまで ここにいるよ

オーバー ザ ホライズン

このままだと永遠にサボりそうなので短めなやつを。

 

先日の下議会配信で、リアルの生活とインターネットでの活動を分けるか分けないかと言う話をした。定期的に取り上げられる、食い荒らされた話題だ。しかしいつも何度でもこいつは盛り上がる。この日も同じだった。

「リアル」「ネット」こういう表記や考え方自体が、そもそもリアルだとかネットだとか何も気にしない人にとっては煩わしく感じるのかもしれない。そして単に「分ける」と言っても、何をどこまで、名前、住所、年齢、性別、職業等々その定義云々言われるとキリがない話。しかし私には、とても気になるテーマとなっている。

 

その理由のひとつは、初めてインターネットを通して仲良くなった一番の友達にある。その人は「リアルとかネットとか関係ない」と時たま主張した。便宜上ネットでは◯◯と名前を付けているだけで、求められれば本名でも何でも教えてあげんねん。俺もお前も一人しかおらへんねん。何言うてんねんな。(概略)

なるほど。だいぶ端折ったが、その筋の通った考え方には心を打たれ、非常に納得したのを覚えている。今となっては各界隈に、実名で活動する人、顔や住所や生活をあけすけに公開している人、そんな人達が当たり前のように存在している。最近は特に悪いことだとも思わない。むしろマジョリティなのでは?とさえ感じている。

それでも私は未だに、リアル、そしてネットを完全に分けて考える生活から抜け出せていない。最近少しずつ考え方も変わってきたが、急な方向転換が出来るほど大胆でもない。いわゆるリアルの生活ではどんどん環境が変わり成長しているのに、ネット世界の永澤には進学も就職も転職も結婚も引っ越しもない、年もとらないゲゲゲの状況。そんな風に私はどの世界でも隠れ隠れ、影を踏みながらひっそりと生きている。これはこれで心地良いのだ。もうちょっとこのままでいさせてほしい。

 

ちなみにその配信中に、あなたは分ける?分けない?に関するアンケートをとった。母数が少ないだろうから強く言えないが、その結果は全くの五分五分だった。やはりとてつもなく根の深いテーマなのだろう。これを読んでいただいたあなたがどのように考えているか、お題箱(下議会の箱 2nd)にその意見を投稿していただけると嬉しい。正解も良し悪しもないのは分かってる。人によるってのも分かってる。そんなの当たり前。ただただ、どのような考え方があるのかを知ってみたい。私は引き続き、リアルネット論争の研究を続けていく。

 

 

 

1024