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誰もいなくなるまで ここにいるよ

ボクの少年は終わらない

一年ぐらい前に「僕のヒーローアカデミア」を読んだ。半年ぐらい前に「Dr.STONE」を読んだ。一週間ぐらい前に「鬼滅の刃」を読んだ。

とっくの昔に卒業した週刊少年ジャンプの漫画達だ。ただ流行っていそうに感じたから、何となく読んでおこうぐらいのきっかけでそれぞれ読み始めた。

有名どころの作品はそこそこ読破してきたつもりだが、最近の漫画事情は全く分からない。しかし上記3作品どれもこれもthe ジャンプ感満載で、つまんねえ大人になってしまったボクでさえも十分面白い内容だった。総じて1〜3巻あたりで辛い期が訪れたのだが、話が進む毎にグイグイ物語へ引き込まれた。

漫画に対してとりわけ造詣が深いわけでもなく、めちゃくちゃ詳しい漫画があるわけでもない。もはやONE PIECEとキングダムぐらいしか購読していないボクにとって、その時の漫画達は最高の娯楽品だった。

 

ただひとつだけ抱えている問題がある。突如読み始めた上記の漫画達は全て完結しておらず、その見込みも当分なさそうなのだ。それぞれ19巻、10巻、14巻までしか読めていない。多分折り返し地点にも到達していないだろう。いつ完結するかわからないのが、漫画の持つめんどくさくて、もどかしい一面だ。

定期的に何かをするのが苦手になったこの頃、当然のように週刊誌を読むような習慣はない。かと言って、単行本を買い集めるような気力も3ヶ月おきの記憶力もない。結果的に未読巻を溜めておき、突然湧いてくる熱い気持ちに任せて一気にまくり上げるしかないのだ。それがいつになるのかは分からない。それぞれが無事完結することを願いながら今日も漫画貯蓄を続けていく。

 

 

 

最後に月並ですが、オススメの漫画があれば教えて下さい。必ず読みますので。

 

 

 

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ベリーベリーストロング

自由に生きる。

好きなことで、生きていく。

みたいな、わりと永遠(とわ)のテーマ。もちろん、皆がそんな生き方出来れば世界はもっとハッピーだろうし、自分自身もそういられれば尚のことハッピーだ。

今までの人生振り返ると、結構自由にしてきた感じはある、頭の中ではそうだった風にイメージしている。でもやっぱり、周りの人の話を聞けば聞くほど段が落ちる。相当な段差だ。自身の自由なんて本当にちっぽけなもので、人にちょっと見せびらかせそうな自由も、結局は周りの人々や環境のおかげ。ブラジル人頼りのクソサッカーチームみたいなもの。

 

急にバタバタっとこんな内容の文章を書くと、先日の記事内容と合わせて 病んでる!? 感がすごい。大丈夫。至って元気に、そして自由に生きている。

なんとなく、日々インターネットを見ていると自由な人が目につく。(「目につく」とは良い意味で使用しても問題ないのだろうか?)自分が経験したことのない、自由でキラキラした生き方だ。尊敬するし、羨望している。こういうキラキラは、第三者的に知り合った人の方が持ち合わせている確率が高い。自分とあまり似ていない環境を経験したことがあるからか、その自由の新鮮度は高い。何よりインターネットこそ(自身の中で)普通の生活中には聞くことの出来ないような、自由の話がゴロゴロ転がっている。

 

具体的にキラキラを感じた自由については、また別の機会に発表できれば。あなたのその考え、ハッキリした意志を感じて大好きです。最高。それでもきっと、隣の芝は青く見えがちなもの。本当はめちゃくちゃ汚いとか、黄色に見られたいとか、芝じゃないのにとか、その人にしか分からない苦労や不安が色々あるんだろうね。私のちっぽけもどこかで、青々しく見られているのかな。

誰かの普通は誰かの特別。自分の方があいつより苦労してる、頑張ってる、幸せ、辛い、みたいな。そうならないように、生きていく。

 

 

 

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最後に一杯飲む水は、いつでも美味い

下議会の箱 2nd

↑絶賛募集中、お題箱より頂いたテーマで綴る回。

久しぶりの16回目。ちゃんと読んでます!

 

お名前 :  ああ様


ブログ楽しんで書いてますか!?
最近面倒になってませんか!?
楽しんでできるといいですよね。
辛かったらやめるのもありかも。
なんでも義務感出るとつまらない。
ふとそう思いました。

 

100%その通り。辛いとは思ってなかったけど、時間がある時に途中まで書いては保存して、また続けて途中でやめて、みたいな。書き始めのテンションが最早ない状態で、途中から当時の温度を思い出しながら書くやつ。こんな感じだっけ?んー?お湯を足したり、時には水を足したり。最終的には、何を伝えたかったかわかんないよね、バイバイ的な。湯加減調整の義務感は少なからずあったかもしれない。

もちろんそれなりの加減で提出する必要はあるだろうし、せっかくなら何らかプラスの感情で受け取ってくれる人が増えてもらえればとも思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きを書くのがめんどくさくなったら改行いっぱいして、なんとなくまとまった感を出して締めようと思う。

時間を見つけて楽しんでいくんで、これからもよろしくね。

 

 

 

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人は何を楽しみに生きているのか?

タイトル先行型。お久しぶりでございます。

 

標題通りそのまま、「人は何を楽しみに生きているのか?」各年代やステージによって、当然その内容は変わってくるとは思うが、これを読んで下さっている皆様は、一体、今、何を生きる理由にしているのか。詳しくてもざっくりでも構わないので、是非色々と教えていただきたい。よろしくお願いします。

下議会の箱 2nd

 

久々に更新したと思えばこんな記事。メンタルなんとかかんとか、やられてしまったのだろうか?いえいえ、こちら、特に問題なし。

 

ちなみに私の今の楽しみは、仕事帰りの夜中道とTVerや録画テレビ番組を追いかけること。これからもよろしくお願いします。

 

 

 

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トイ・ストーリー4を観た夜に

※特にネタバレ等ございません

 

映画館で見られなかったトイストーリー4をおうちで鑑賞した。上映当時、ネット上で色々な反響があったのを少し目にしていた。リアルタイムで見られないことが分かっていたので、極力その類のネタバレ?は見ないようにしていた。それでも溢れてきた色んな人々の想いは、ほとんどマイナスのように思えた。

 

 

 

 

4日後

数日前、トイストーリーを見た勢いで書いた記事の下書きを保存し、気力がなくなったまま途中で投げ出したこの記事を改めて開く。色んなことを思っていたあの夜も、数日経てば過去のこと。

ええいうるさい、映画を観て一々その奥を考察なんてする必要ない。ストーリーが自分にとってワクワクしたか、そうでなかったそれだけでいいんだ。いいんだ。平日の夜、仕事から帰って寝るまでの僅かな時間の中、興味の湧いた映画を観られる。それだけできっと幸せなことなのだから。

 

 

 

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ちなみに私は『アイ ライク サッカー』

下議会の箱 2nd

↑絶賛募集中、お題箱より頂いたテーマで綴る回。

気付けば10月、毎度ありがとうございます。

それでは第15回目♪

 

お名前 : ミュージック!様


最近はYouTubeでたまたま聞いた曲などしか新しい曲(古い曲のこともある)を知る機会がないのですが、普段音楽って積極的に摂取していますか?
それはどんな方法で知って、どうやって聞いていますか?あるいは聞いていませんか?

好きな曲とかジャンルとか苦手なのとかなんでもあったら聞いてみたいです。

 

ありがとうございます。音楽について!

 

 

中学生の時、たしか一年生、英語習いたてほやほやの頃、「趣味を英語で発表する授業」があった。

『アイ ライク ミュージック』

『アイ リッスン トゥ ミュージック エブリデイ』

な人が多かったこと、覚えている。趣味音楽鑑賞とは?当時そんなことを感じたのも同時に記憶している。それまで私にとって(今も大体)音楽を聴くことは、ほとんどが何かと同時進行で起きていた。移動中や勉強中や他作業中、みんなで聞いたり歌ったり、時には一人しんみりとただただ音楽を聴くこともあったけど。

だからこそ趣味=音楽鑑賞と言われると、日々ガッツリ音楽と向き合ってる人や、何らかの楽器演奏者かなと思っていた。もちろん、中学生にとって難題な「趣味」に対して、答えやすい解答例が「音楽鑑賞」なのも分かっていたけど、何か違和感があった。みんなどんな感じで音楽を鑑賞してるんだろうって。よく分かんないだろうけど、それぐらい私はライトな層ってこと。

 

そんな私が最も音楽をよく聴いていた時期、高校〜大学生時代だろうか。意欲的に音楽を摂取していたと思う。『アイ オッフン リッスン トゥ ミュージック』ぐらいで。それでも趣味と言えるレベルではなく、静かな空間や時間が嫌な時に音楽を流す程度。基本的には、ながらリッスンだったと思う。今よりも俄然情報量が少なかったので、テレビやラジオでよく露出している曲や友人からのオススメが大半を占め、とりわけこだわりはなかった。しいて挙げるなら椎名林檎東京事変だろうか。

私と音楽は、私と食べ物の関係と同じ感覚で、そこまで舌も耳も肥えていない。だから「好き」か「普通」か程度のレフェリングしかできず、こんなジャンルが好き!ってのが上手く説明できない。一時期頻繁に共にしていた友人の車の中でガンガン流れ、強制的に聞かされていたレゲエを聞くと「ウッ」ってなるぐらい。

 

 

そして本題、私の今の音楽事情。ここまでダラダラと書いた結果ありふれた回答で申し訳ないが、最近はめちゃくちゃ音楽を聴かなくなった。頂いた投稿にもあるように、積極的な新規の開拓みたいなことは、全然できていないと思う。最低限流行りのあの曲は知っておこう程度。つまんねぇごく普通のおじさん像に、今日も少しずつ近づいている気がする。

音楽を聴かなくなった理由のひとつは、オススメしてくれる友人がいなくなったからだろう。信頼できる貴重な情報源だった。それは友人がいなくなったのか、私が求めなくなったのか、友人達も皆つまんねぇおじさんになったのか、答えは定かではない。残った情報源は、結局投稿者様と同じように、youtubeApple Music等々ありふれた場所から、ありふれた曲のパッケージを探すぐらい。無理矢理お気に入りにしている。結局みんな『アイ セルダム リッスン トゥ ミュージック』になってしまうんだろう。最後までありきたりだけど、オススメやハマっている音楽、何か紹介したいことがあれば投稿箱までよろしくぱぴよん

 

 

最後は、私が最近覚えたこの一曲でお別れとしましょう。さようなら。

 

 

 

 

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ぼくらはみなバンクシー

いつもと少し違う道を歩いて通勤すると、おそろしく汚れた街路がある。(イメージは最下図参照)

 

もしかするとご近所さんがいるかもしれないので写真の掲載は避けるが、その街路は数々の落書きで溢れている。灰色の壁に描かれたその文字や絵が、我々に何を伝えたいかは分からない。それでも、デザインされたオシャレなフォントやカラフルな色使いは、薄暗いビル群のあらゆる壁を彩り、一種の感動を覚える。特に朝方、死んだ顔/心で出勤している際は、敢えてその道を選ぶことで生命エネルギーを享受している日さえある。

当然違法行為で、褒められるものではない。

しかし自由なようで、実は何らかの規則に縛られ描かれた落書きは、JISでA3.A4の寸法が定められているように、一定のサイズを守って境界内にすっぽり収まっているようにも見える。そこにはきっと、洗練されたアーティスト達にしか分からない規律が存在するのだろう。

 

彼らはその作品の完成まで、どれだけの労力と時間を要するのか。構想期間や下絵もやはり必要なのか。そもそも落書き担当部署みたいなものがあるのか。すごくすごくすごく気になる。いつか一度立ち会ってみたいなぁ。

 

一番気になるのは、高さ10-15mぐらいの位置にも落書きがあること。どうやって描いたんだろう。落書きのために足場を組んだのかな。ハシゴ車みたいなのを使ったのかな。実は落書き風な外壁デザインなのかな。すげぇデカい落書き屋がいるのかな。元々隣に建物があったのかな。だとしても隣のビルに落書きなんて大胆だな。ご近所トラブル、喧嘩でもしたのかな。だから今はもう更地なのかな。そんな思いを馳せてる時点で、彼ら芸術家の思うつぼなのかもしれないね。

 

でももし自分の家や所有物に、オシャレだろ感溢れる落書きがあったらすげぇ嫌だなって思う。頼んでもないのに。例えどんなに優れたデザインだとしても。デザイナーだとしても。

 

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デカい犬のボスに負けてからドラクエ11を一年間放置してる人より

下議会の箱 2nd

↑絶賛募集中、お題箱より頂いたテーマで綴る回。

少し遅れ気味の第14回目、どうぞ。

 

 

お名前 : 匿名様

 

この前久々に下議会のゲーム配信を見た気がするんですけど(ちゃんとは見てなかった)、本来的にはゲームってどれくらい好きですか?
もしかしてゲーム配信とかしたり見るより、雑談をしたり聞いたりするほうが好きなのかなと思ってきました。
永澤さんのゲームに対する突っ込みとか疑問を感じるところが他の配信者の方々と比べて独特なので永澤さんのゲーム配信好きです。

 

以前ゲームに関して述べた回があったので、まずはそちらを載っけておきます。

キノピオをピノキオって言う奴も、それをわざわざ指摘する奴も嫌い嫌い嫌い! - 透明度65%

この時はダラダラと「ゲームをしなくなった理由」を考察していましたね。では、今現在のゲーム好き具合はどれくらいか。これを答えるとなると、明確にお返事できない難しさがあります。

 

基本的には今もなお、ゲーム好きだと思っています。だけど相対的に、好きなものや優先したいことが増えてきて、ゲームが「好き行列」の後方へ下がってしまっているような状況なのでしょう。特にゲームのような、他にはドラマや漫画等、継続的に触れることで満足感を得られる類の趣味は、全体的にこのような傾向があります。

私のように「ゲームを心から愛している」と言えないような半端者は、歳を重ねるごとに◯◯離れが進んでいきます。(ほとんど、並大抵の人がこのように興味が移り変わっていくと思っています)ただ、全く興味がないかと言われればそうでもなく、好きだったシリーズの続編が出てないか公式HPやtwitterのチェックもするし、今流行っているゲームの最新情報も追ってるし、少なからず、未だに何かしらのアンテナは張っているようなこの頃です。インターネットの世界は広いので、「ゲームが好き」の定義を求めれば限りなく限りなく高いハードルを感じます。そう簡単に、ゲーム大好き!超上手いし詳しいし!なんて言いづらい世の中です。しかし自分にとっては、ドラゴンクエストシリーズを三つ以上クリアしていれば、ポケモン100匹以上言えれば、十分過ぎるゲーマーなのではないかと思っています。

 

 

それからゲーム配信の話。

元々は、自分が好きだったゲームや昔気になっていた有名なゲームを動画(ゆくゆくは実況や配信)で見るのが好きでした。その後、特定の人々を追いかけて今に至ります。きっとほとんどの人と同じ経緯でしょう。だからこそ、ある程度その方々が選ぶ内容であれば、ゲームであれ雑談であれ他諸々、何でも楽しいです。

 

ヘビーな配信視聴者だった私も、ゲームをしなくなった理由と同様に、配信視聴の時間もググンと減少しました。リアルタイムはもちろん、アーカイブを追う意欲も湧きません。そんな中、ふと訪ねても文脈が分かる配信、いいなって思います。

何においても、過去の蓄積とその共有から来る「おもしろ」が一番素敵だと私は考えています。だけど、ふと合ったチャンネルなのに「何か居心地が良い」そんな場所がインターネットにあれば幸せじゃないです?こんなことを思いながら、もうしばらく配信見たり配信したりブログ書いたりしていきます、どうぞ。

 

 

 

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2019年9月度 月報

そして3ヶ月が経った。25日には必ず振り返ろうと思っていたけどこのありさま。今回は「ブログ更新」への気持ちがないわけでなく、時間がないことによるパターンなので許してあげたい。

 

ちなみに前回分。

2019年8月度 月報 - 透明度65%

 

では9月の振り返り。

まずはひとつめの終了条件「記事数が100に達したらおわり」から。現時点で投稿された記事は54件。前月より+9記事。思ったより多いかも。でも先月は+25記事なんて猛々しい勢いで書き続けてたから、前よりもだいぶ更新ペースが落ちている。どこかに書いてまとめたいことたくさんあるのに、時間がないから、仕方ないよね。

ここで突然、お題箱に頂いた投稿の紹介。

 

最近ブログのペース落ちてきた気がしますけど、がんばってください!!読むの日課なんで!

 

ありがとうございます。そして色々申し訳ない。とっても嬉しい限りなので、残り46記事も頑張ります。これからも素敵な日課を続けてくださいね。(どしどし投稿もお待ちしてます)下議会の箱 2nd

 

 

終了条件2「だれもいなくなる」について。これに関しては、まだ多分、誰かいる。厳密にログを残したり確認したりはしてないけど、なんだか気配は感じる。まだまだ朽ち果ててはいない。はず。

こういうのって、定期的に更新しないと本当に過疎化が進んでいくよね。でも頻度を増やすだけならtwitterでもいい気がするし、難しいね。誰かのために書いてるわけでもないけど、せっかく書くなら届いてほしい。色んな人へ。そんなわけで、最後に再び投稿の紹介を。

 

最近ブログのペース落ちてきた気がしますけど、がんばってください!!読むの日課なんで!

 

 

全文字を身体に刻みました。

がんばります!!!

 

 

 

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環八

下議会の箱 2nd

↑絶賛募集中、お題箱より頂いたテーマで綴る回。

第13回目。お題箱シリーズばかりの更新となっておりますが、引き続き元気にやっていきましょう。

 

お名前  : こころ様


こんにちは。
ちょっと聞きたいんですけど、永澤氏は普段心を平静に保つためにしていることとかってありますか。
落ち込むとき、怒りたいとき、悲しいとき、寂しいときなどの負の感情をなくしたいです。

 

こんにちは。

仄かに不安事を抱えていそうな投稿ありがとうございます。頂いた質問『普段心を平静に保つためにしていること』への、今思い付く私からの回答としては「意識的には特に何もしていない」です。本当なのかな。このまま終わるのは物悲しいので、永澤氏、もう少し掘り下げてみることにしました。

 

 

ひとつめ。負の感情について。普段からヘラヘラ生きてきたせいか、投稿内容にあるような、いわゆる負の感情への感性が乏しいまま大人になってしまいました。おそらく周りの人より、負の感情に達するハードルが高く設定されていると思います。特に怒りに関しては欠乏具合が著しく、声を荒げたり人や物に当たるほど怒ったこと、これまでにほとんど経験がありません。

 

だけど私だって生きているんだもの、もちろんイラッとすることは多々あります。しかし、とやかく言ってくる周りに対して、思いっ切り「怒」の感情を露わにしたことは、やはりしばらくな期間で思い当たりません。それは、怒りの対象が普段から尊敬している人や(私の思う)正しいことを言ってている人であれば、しっかり落ち込んで「反省」しているからだと思います。怒る必要はない、と。逆に、尊敬できない人(悪く言えば見下してる人)や支離滅裂なことを言ってくる人からの干渉は、強く受け止めている風で何一つ心に刻み込んでいません。怒る必要はない、と。

やや調子に乗っている感じもありますが、もうそこそこの大人なので、それなりな感情の取捨選択は必要だと思っています。「怒」に限っては、無意識的にこんな対応をしているのかも。素敵な自己分析ができていますね。

 

ところがおやおや、上の文章に出てくる『しっかり落ち込んで』コレ、負の感情では???・・・言い訳がましいですが、この程度、永澤ルールでは思い悩むほどの「負の感情」として認識していません。そんな気分もあるよね。みたいな感じです。全く落ち込んだり悲しんだり寂しくなったりしない人の方がヤバいでしょ。周りに迷惑かけるほど過度じゃなければ、多少の起伏は許されるのではないでしょうか。いかがでしょうか。

 

 

ふたつめ。心を平静に保つこと。これも調子に乗ってる感じがありますが、私は自分自信に対して妙な自信があります。もちろん声を大にして周囲へ吹聴するなんて、絶対にしませんけれども。これまでひとりの力で(本当は知らないところで支えてくれてた人のおかげだろうけど)色んなことを乗り越えちゃったので、なんか自信があります。なんか。

私生活でも仕事でも、やらかしたことや激ヤバな失敗は数多くあるし、その度に心臓ベコンベコンになってきました。でもたとえ明日寝坊をしても、財布を落としても、仕事をクビになっても、ガムを踏んづけても、きっとなんとかなるだろう、なんとかならないでも結局なんとかするだろう。明日の永澤期待大。そんな気持ちで毎日飄々と生きています。

当然、経験が足りてないだけでは?との見解もあると思います。私もそう思います。本当に取り返しのつかない事態(とんでもない借金を抱えてしまったり、周りの人を傷つけたり命を奪ってしまったり等々)を経験したことがないので、こんな生温い呑気なことを言えるのかもしれませんね。そんなのマジに、想像を絶しますもの。

 

 

 

長々と個人の感想を書いたものの、投稿者様への結論、もとい解決策がキチンと伝えられず、申し訳ない。最初に述べたように「特に何もしていない」ってのが 答え だったのかもしれない。自身でコントロールできている範疇の感情であれば、正も負もありのまま、そこまで気にしなくてよかったりなかったり。みたいな。

 

とにかく伝えたいのは、「負の感情」がなくなったら悲しくない?ってこと。いや、負の感情がなくなったのなら、何も悲しくなんて ないのかもしれませんね。

 

 

 

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それ「だけ」以外も気にしてーーー

下議会の箱 2nd

↑絶賛募集中、お題箱より頂いたテーマで綴る回。

12発目。今回はふたつの投稿を一挙公開。どちらも以前の記事「リアル-ネット議論」へ対する投稿でした。

オーバー ザ ホライズン - 透明度65%

 

お名前 : 匿名様

 

真面目に意見を書くと超ロングになるので自身の考えを要点だけ。
・リアルとネットを一定のラインまで分けるのは普通かなと思う。
・ある程度仲良くなったと感じたら徐々にリアルな部分で関われたほうが楽しそう。
・完全にネットはネットと割り切って関わってこられると無意識であっても「好きな時に切ることのできる都合の良い遊び相手」と見られている気がして萎える。
・ネットで仲良くなってリアルでご飯食べても本名教えてくれない人もいるから会えばリアルというわけでもない気がする。自身は会うほどの関係なら名前は教える。

要約しても長くなるから実に根深い問題だ。

 

ありがとうございます。述べられている通り、私にとっても根深い問題だと思ってました。なるほど、おもしろい。もっと色んな角度からの考え方を知りたいな。

そして以下ふたつ目の投稿。

 

お名前 : 匿名様

 

前に募集してたネットリアルがどうこうっていうのはその後意見来ましたか?
それだけ気になります。

 

来てないーーーーーーーー!

一通のみ〜〜〜みんな〜〜〜

別の意味で、永澤氏の哀しい面が浮き彫りとなりました。ですが、待望の貴重なご意見。本当にありがとうございます。

 

 

ひとつ目の投稿文より一節

好きな時に切ることのできる都合の良い遊び相手

この部分がとても心に刺さりました。そういうつもりは全くなくても、受け取り手は私以外のみんな。どのように思われているか、しっかりと考えながら振る舞っていこうと思います。少なくとも好意的に接して頂いている方々を傷付けないように。感謝を添えて。

以前、ネット上には『友達がいない』アピールをしていたことがありました。特に意図があるわけでもなく、何の気なしに、友達いないんすよねーってヘラヘラしていました。しかし実際、私のことを友達だと思って下さる方々もそれなりにいました。その方からは「友達だと思われてなかったんだ」とぽそり。たしかに。なんの特にもならない 友達いないアピール 。数少ない貴重な人々との関係、大切にしていこうと心改めた日のことでした。それからは『友達が少ない』ってことにしています。感謝を込めて。

 

 

そんなこんなで、二番目の投稿者と私の欲望を満たすためにも引き続きコレに関する投稿お待ちしております。色んなご意見お聞かせ下さい。

 

 

 

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想定内 内定式

下議会の箱 2nd

↑絶賛募集中、お題箱より頂いたテーマで綴る回。

11回目。ようやくここまで来ましたね。

気付けば九月も半分が過ぎました。間を空けないようにバシバシ更新するので引き続きよろしくお願いします。

 

お名前 : dorara様


どんな人間が好きかっていう人に対する好みは、食とか映画とかの好みと比べて難しいということに気づき始めました。

生クリーム食べたい、となったときは生クリームが載っている食べ物に「そうそうこれよ」ってなる率のほうが高いのに、「おしとやかな美人が好きだな」と思って条件は完全に一致している人と会ったとしても「これこれー!」ってほとんどならないです。なぜなんでしょう。

人間に対してだけ急にハードルがあがるんでしょうか。

 

んーーーーーー。とんでもなく良い投稿が来ました。毎度頂いた投稿内容に対して、自分の考えを振り返り・整理する時間ができるので、ブログ(投稿スタイル)やってて良かったなとしみじみ思っております。今回は一段と難しく、唸りました。一応ご回答準備しております。

 

 

色んな要因はあるのでしょうが、私はひとつの答えに辿り着きました。お題箱からこんなに悩まされるとは思わなかったのですが、せっかくなのでちょっと聞いてください。人間に対する好みのハードルが高くなる理由、それは『まだ経験したことないから』では?別に、投稿者様の経験が足りないとかそんなところを攻めたいわけではなくて、理想の世界って具体化しづらいよねって話。

 

味を知っている食べ物であれば、例えば生クリーム、急に食べたくなったとしても対応できるはず。自分と生クリームの関係をほぼ理解してるからハードルの高さも明確で、いちごのショートケーキを食べれば満足できる。これこれ〜!みたいな。なんとなく欲したものでも、(食べ物であれば味等を)経験したことあれば、わりと答えに出会いやすいし満足もできるでしょう。

 

一方人間だと「おしとやかな美人」を求めても、基準が多くて曖昧。笑い方なのか、喋り方なのか、歩き方なのか、それとも何もかも全部なのか。おそらく「おしとやか」を欲したその人の中で、『絶対的なおしとやかさん』が存在していないのではないでしょうか。そもそも正しいおしとやかさんの味を知らないのかもしれません。完璧に一致したと思われる人も、どこかしらが達していない、もしくはそれに気づかない。それで、これこれ〜!レーダーに反応しないとか。

そんな時は、再度自身とおしとやかの関係性を整理してはいかがでしょう。(あなたの考える「おしとやか」基準ラインを少し下げてみる、周りで思いつくおしとやかな人を数人挙げてみる)又は、もう少し具体的な条件を加えてみる。(身長160㎝以上のおしとやか、Iカップ以上のおしとやか、睡眠時間6時間以上のおしとやか等々)不要かもしれませんが、私からのささやかなアドバイスです。少しでも人間のハードルを越えやすくなって頂ければと思います。

 

 

 

でも経験の有無を言ったら、映画だって音楽だってほとんどが未経験なものから好き嫌いが生まれてくるし、不思議だね。思っていた以上(以下)を感じた出会いから、それまであったハードルなんて関係ない、超越的で印象的な感情が生まれてくるのかな。今日はいつもより少し、月が綺麗でしたね。

 

 

 

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AI される フレンズ

下議会の箱 2nd

↑絶賛募集中、お題箱より頂いたテーマで綴る回。

10回目。二桁台!!

レスポンス遅くて申し訳ございません!!!!

 

お名前 : 匿名様

 

大人になっても新しい友達って必要だと思いますか?
ネットだけの友達はできたりするんですけど、高度なAIでもいいんじゃないかとか思い始めると、スッ、って、急に虚無感に苛まれます。でも現実で友達作るのって大人になってからだと(長くなるので省略)

 

友達って、多けりゃいいって話じゃないだろうけど、多いに越したことはないなと考える派です。「人脈」って言うとちょっとイタく聞こえるけど、人間のパターンをいっぱい知っていたい、みたいな。自分の人生一周しかないし、たくさんたくさんの人達の人生、良いとこ取りで知ってみたい。こんな人いるんだ、こんなことあるんだ、みたいな。だから、大人になってからとか関係なしに、新しい友達は常に欲しいなぁと思っています。誰かに誇れるほど友達は多くないけど、そんな感じです。

そもそも投稿頂いた旨は、大人になってから新しい友達作るのは難しいよねって話でしょうけど。とりわけ社会人なんて、それなりに積極性のある人じゃないと友達はおろか、何かしらのキッカケにすら巡り会えませんよね。トホホ。

 

 

ややこしい話に「どこからが友達?」ってのがあるけど、今回は「友達と何したい?」ってのを聞いてみたい。明日もし友達が100人できたら、何をしますか?ご飯を食べに行く?カラオケに行く?旅行に出かける?ゲームをする?映画を観に行く?買い物に行く?一緒にいるだけ?それでもいい??それでもいい???

 

おそらく多分きっと「何かをしたい」先行で友達を作ろうとすると、本当にAI友達だけで事足りるようになっちゃうんでしょうね。それ専用の、特化したロボ。一緒にご飯を食べに行くロボ。一緒に旅行するロボ、一緒にいるだけロボ。それぞれのシチュエーションで、めちゃくちゃ気持ちを盛り上げてくれるロボ。

これはこれで良いのかもしれないけど、きっとみんなが言っている「友達」とは違うのでしょう。共通の好きなことで同調するだけじゃなく、今まで興味なかったことを教えてくれたり、感化されたり、時には思わぬ角度から色んなことを共有できる、それこそステキな友達関係ですね。羨ましい!

 

 

そんなことよりそもそも、大人になってから新しい友達作るのは難しいよねって話でしょうけど。このまま全然まとまりのないまま終わってしまいそうなので、せめて、ここまで辿り着いあなたにおねがいごと。永澤と友達になってくれたら、うれしいなぁ。

おしまーい

 

 

 

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黄金体験

最近、会社関係の飲み会がどどんと増えた。特別何があったわけでもないが、みんなそんな気分なのだろう。既に何度も書いているが、私はお酒にめっぽう弱い。飲めない側の人間なのだ。バーでカッコつけたいカッコつけまくりたい - 透明度65%

それでも会に参加すると、ほとんどが楽しい感じで終わりを迎える。(締めの麺類だけは未だに許さないが。)飲み会に行く前はこの世の終わりなテンションで、なんなら途中で帰ってやると意気込んでいるにも関わらず。

 

 

先日の飲み会は少し違った。参加者はほぼ同世代、10人弱。無駄な遠慮や配慮はいらない。そう思っていたので、より気は楽だった。実際、気は楽だったし、もれなくこの飲み会も楽しかった。しかし二次会、謎のバー、謎のテンション。よく分からないゲームが開催された。詳細は省略するが、様々なゲームをやって、負けたらお酒を飲むみたいな。お酒の場ではありがちな、いたって普通な、どこにでもあるだろうノリのやつだ。こんなの、大学生ぶりだろうか。

 

当然「永澤は酒に弱い」と言う情報は皆が知っていた。知らない人がいても、一次会で察しただろう。かといって、『アイツを潰そう』とか『アイツを嵌めよう』みたいな良くない風潮もなかった。良いのか悪いのか、あの場では皆平等、公平な扱いだった。平等とは、皆を同じように扱うこと扱われること、決して全てをそうとは言えないのかもしれない。覚悟とは、暗闇の荒野に、進むべき道を切り開くことだッ!なのかもしれない。

 

 

そんなこんな平等な世界で、なんだかんだ永澤はテキーラを10杯かました。みんなもそれぐらい、それ以上飲んでいたのかもしれないが、私にとっては革命的な夜となった。厳密にはうまくやり過ごしていたのだが、とにかく10杯分のテキーラを皆の前から適宜失くしてみせた。飲んでないのに、それを失くすことができるようになったのだ。今のところこの方法を公開する予定はないが、おそらくジョルノ・ジョバァーナもしくはプリンセス・テンコー、そして永澤ぐらいしか出来ない技だろう。もちろん周りが酔っていた補正もあるだろうが、何の疑いもなくゲームは終わりを迎えた。

 

その後、「永澤くん意外と飲めるんだね」「やっぱ実は強いじゃん」等々の評価を頂くことになった。世界で一番必要としていない評価だ。結果的に、「いや、3回ぐらいトイレで吐いてますよ」って、哀しい嘘を積み重ねることになった。誰も得しない『吐きましたアピール』これも振り返ればいつかきっと、貴重な体験になっているんだろうなぁ。

 

to be continued...

 

 

 

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オーバー ザ ホライズン

このままだと永遠にサボりそうなので短めなやつを。

 

先日の下議会配信で、リアルの生活とインターネットでの活動を分けるか分けないかと言う話をした。定期的に取り上げられる、食い荒らされた話題だ。しかしいつも何度でもこいつは盛り上がる。この日も同じだった。

「リアル」「ネット」こういう表記や考え方自体が、そもそもリアルだとかネットだとか何も気にしない人にとっては煩わしく感じるのかもしれない。そして単に「分ける」と言っても、何をどこまで、名前、住所、年齢、性別、職業等々その定義云々言われるとキリがない話。しかし私には、とても気になるテーマとなっている。

 

その理由のひとつは、初めてインターネットを通して仲良くなった一番の友達にある。その人は「リアルとかネットとか関係ない」と時たま主張した。便宜上ネットでは◯◯と名前を付けているだけで、求められれば本名でも何でも教えてあげんねん。俺もお前も一人しかおらへんねん。何言うてんねんな。(概略)

なるほど。だいぶ端折ったが、その筋の通った考え方には心を打たれ、非常に納得したのを覚えている。今となっては各界隈に、実名で活動する人、顔や住所や生活をあけすけに公開している人、そんな人達が当たり前のように存在している。最近は特に悪いことだとも思わない。むしろマジョリティなのでは?とさえ感じている。

それでも私は未だに、リアル、そしてネットを完全に分けて考える生活から抜け出せていない。最近少しずつ考え方も変わってきたが、急な方向転換が出来るほど大胆でもない。いわゆるリアルの生活ではどんどん環境が変わり成長しているのに、ネット世界の永澤には進学も就職も転職も結婚も引っ越しもない、年もとらないゲゲゲの状況。そんな風に私はどの世界でも隠れ隠れ、影を踏みながらひっそりと生きている。これはこれで心地良いのだ。もうちょっとこのままでいさせてほしい。

 

ちなみにその配信中に、あなたは分ける?分けない?に関するアンケートをとった。母数が少ないだろうから強く言えないが、その結果は全くの五分五分だった。やはりとてつもなく根の深いテーマなのだろう。これを読んでいただいたあなたがどのように考えているか、お題箱(下議会の箱 2nd)にその意見を投稿していただけると嬉しい。正解も良し悪しもないのは分かってる。人によるってのも分かってる。そんなの当たり前。ただただ、どのような考え方があるのかを知ってみたい。私は引き続き、リアルネット論争の研究を続けていく。

 

 

 

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